様式6 昇降機入力シート¶
『様式6.(昇降機)昇降機』入力シートには、昇降機の仕様が記載されている昇降機設備図(仕様表、平面図)より、昇降機の積載量、速度、台数や速度制御方式等を入力する。
昇降機入力シートの様式¶
『様式6.(昇降機)昇降機』入力シートを図6-1-1 に示す。

図6-1-1 『様式6.(昇降機)昇降機』入力シート
昇降機入力シートの入力項目と入力方法¶
『様式6.(昇降機)昇降機』入力シートの入力項目と入力方法を次に示す。なお、各項目名の前にある丸数字は、図6-1-1 の最上部にある丸数字と対応している。
① 階・室名・建物用途・室用途¶
- 図1-2-1『様式1(共通)室仕様』入力シートで入力した室の中から、当該昇降機が主にサービスを提供する室(昇降機を利用する人の主たる居室)を入力する。主にサービスを提供する室が複数あり、それらの室の用途が異なる場合は、床面積の合計が最も大きい室用途に属する代表室を主にサービスを提供する室とする。
- 入力では、大文字、小文字、スペース等すべてが図1-2-1「様式1(共通条件)『室仕様入力シート』の様式」の情報と同一でなければならない。ただし、室の並び順は異なっても良い。
- ここで入力した室の用途により、昇降機の運転時間が定まる。
② 機器名称¶
- 設計図の仕様書に記載されている昇降機の記号や種類(常用、非常用、人荷用等)を文字列で入力する。
- 計算には使用されないが、審査時に図面と照合する際に必要な情報であるため必ず入力すること。
③ 台数¶
- 各昇降機の設置台数を数値で入力する。
④ 積載量¶
- 昇降機の仕様書より、積載量を数値で入力する。単位はkg/台である。
⑤ 速度¶
- 昇降機の仕様書より、速度を数値で入力する。単位はm/分である。
⑥ 輸送能力係数¶
- 昇降機の輸送能力係数を数値で入力する。
- 主たる建物用途が事務所等、ホテル等の場合において、昇降機の台数が2 台以下の場合、もしくはバックヤードに設置される場合は、輸送能力係数は1とすることができるものとする。
- 主たる建物用途が事務所等、ホテル等以外の場合は、輸送能力係数は台数に係らず1とすることができるものとする。
- 事務所、ホテルにおいて、計画輸送能力が標準輸送能力を超えるときにおいて、(計画台数−1)の台数で標準輸送能力を下回る場合は、輸送能力係数は1とすることができるものとする。
- 輸送能力係数を算出した場合は、その計算根拠を別途提出する必要がある。
⑦ 速度制御方式¶
- 表6-1-1「速度制御方式の種類」の選択肢から選択し、文字列で入力する。
- 「VVVF(電力回生あり、ギアレス)」等の「()、「」」は半角文字とし、「、」は全角文字とする。
表6-1-1 速度制御方式の種類

輸送能力係数M[-]は、次式により求まる。
ここで、
Cstd:標準輸送能力 Cdesign:計画輸送能力
1)標準輸送能力Cstd の定め方
標準輸送能力Cstd の定め方は次のとおりである。
- 主たる建物用途が事務所等であり、一社占有の建物である場合は0.25、一社占有の建物ではない場合は0.20とする。
- 主たる建物用途がホテル等である場合は0.15とする。
- その他の建物用途については、当該建築物の用途及び実況に応じて適宜値を定めることとする。
2)計画輸送能力Cdesign の定め方
計画輸送能力Cdesign は、次の式で求める。
ここで、
Hlift,5min : 5分間エレベータ輸送人数[人]
Htotal : エレベータ利用人数[人]
Hin : 乗客数[人]
N : エレベータの台数[台]
RTT : 一周時間[秒]
3)小規模事務所ビルを対象とした輸送能力係数M の簡易算出法
主たる建物用途が事務所等であり、当該建築物の階数が4 階以下または床面積の合計が4000 ㎡以下の場合には、平均運転時間間隔ΔT[秒]を30 で除した値を輸送能力係数M とすることができる。ただし、平均運転時間間隔ΔT が30秒以上の場合は、輸送能力係数M は1とする。
平均運転時間間隔ΔT は次式で求める。
ここで、
RTT : 一周時間[秒]
N : 台数[台]