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様式2-2 外壁構成入力シート

『様式2-2.(空調)外壁構成』入力シートには、外壁(屋根も含む)の部材構成(材料、厚さ)が記載されている意匠図(矩計図、外部仕上げ表、内部仕上げ表)のほか、構造躯体の寸法が記載されている構造図より、外壁部材構成(材料、厚さ)に関する情報を入力する。

このシートに入力した情報は、『様式2-4.(空調)外皮仕様』入力シートにて利用する。

外壁構成入力シートの様式

『様式2-2.(空調)外壁構成』入力シートの様式を図2-2-1に示す。

図2-2-1 『様式2-2.(空調)外壁構成』入力シート

図2-2-1 『様式2-2.(空調)外壁構成』入力シート

外壁構成入力シートの入力項目と入力方法

『様式2-2.(空調)外壁構成』入力シートの入力項目と入力方法を次に示す。なお、各項目名の前にある丸数字は、図2-2-1 の最上部にある丸数字と対応している。

① 外壁名称

  • 各外壁構成の名称を、任意の文字列で入力する。
  • エネルギー消費性能計算プログラム(非住宅版)では、この名称で外壁を識別しているため、名称が重複しないように注意が必要である。
  • 例えば、図2-2-1「様式2-2(空調)『外壁構成入力シート』」では、外壁は「OW1 (Outside Wall1)」、土と接した壁(接地壁)は「BW1(Basement Wall)」、土間床(接地壁)は「BF1(BasementFloor)」、屋根は「OR1(Outside Roof 1)」という名称を付けている。

② 壁の種類

  • 壁の種類を表2-2-1「壁の種類」に示す選択肢から選択し、文字列で入力する。
  • 「外壁」を選択した場合は、外気温と室温の差で貫流熱取得を計算し、「接地壁」を選択した場合は、地中温(年間平均外気温と同じと想定)と室温の差で貫流熱取得を計算する。
表2-2-1壁の種類
選択肢 適用
外壁 建物の外郭を成す外気にさらされた壁、屋根、床
接地壁 土に接した壁、床

③ 熱貫流率

  • 定義した外壁の熱貫流率を数値で入力する。単位はW/㎡Kである。この場合、熱貫流率の計算根拠を別途提出する必要がある。
  • 次に示す④~⑦にて建材の構成を指定する場合は、③は入力せずに空欄として良い。次に述べる表2-2-2「建材の種類と物性値一覧」にて定義されていない特殊な建材を使用する場合等については、④は空欄とし、⑥に熱伝導率を入力する。
  • ③と④~⑦の両方に入力がある場合は③が優先され、③に入力された値により負荷計算が実行される。

④⑤ 建材番号・建材名称

  • 壁体の構成材料を 表2-2-2「建材の種類と物性値一覧」より選択し、該当する建材番号と建材名称を数値と文字列で入力する。
  • 該当する建材がない場合は、④は空欄として⑤には任意の名称で建材名称を入力し、⑥に熱伝導率を入力する。
  • なお、材料は室内側を上、室外側を下として、室内側から順に入力する。なお、エネルギー消費性能計算プログラム(非住宅版)では定常負荷計算により空調負荷を求めているため、建材の順番が入れかわっていても結果には影響はない。ただし、審査者が図面との照合がしやすいように室内側から順に並べて記述することを推奨する。
  • 予めシートに記入されている「室内側」「室外側」の文字は消さないこと。
  • 「直交集成板の日本農林規格(農林水産省告示第3079 号、平成25 年12 月20 日制定)」に基づく直交集成板(CLT パネル)は、「天然木材」として入力する。
  • ⑤建材名称は図面との照合に使われ、計算には使用されない。「建材の種類と物性値一覧」より「④建材番号」を選択した場合はその建材番号の名称を、それ以外では採用した建材の名称を記入すること。

⑥ 熱伝導率

  • ⑤で記入した建材の熱伝導率を入力する。建材がJIS 表示品である場合はJIS 規格に定める値とするほか、JIS 規格に定める試験方法に基づき試験を行った市場流通品の値、JIS 規格に定める計算方法に基づき計算を行った値とする。
  • ④で建材番号を選択した場合、⑥は空欄とする。④の選択と⑥の入力は、いずれかとする。

⑦ 厚み

  • ④と⑤で入力した建材の厚みを数値で入力する。単位は㎜である。
  • 非密閉中空層については厚みの入力は不要である。

⑧ 日射吸収率

  • 外気側表面の日射吸収率の入力は任意である。入力しない場合は空欄とする。その場合、デフォルト値(0.8)で計算される。
  • 入力する場合は、塗膜を施工する面の素材等にかかわらず、JIS K5603(塗膜の熱性能-熱流計測法による日射吸収率の求め方)に定める日射吸収率の値とする。又は、塗膜を施工する面の素材等にかかわらず、 1.0 からJIS K5602(塗膜の日射反射率)に定める日射反射率の値を減じた値とする。

⑨ 備考

  • 入力時のメモ欄であり、計算には使用されないため入力は任意である。
表2-2-2 建材の種類と物性値一覧
分類 建材番号 建材名称 熱伝導率 [W/mK] 容積比熱 [J/LK] 比熱 [J/gK] 密度 [g/L]
金属 1 55 3600 0.46 7900
2 アルミニウム 210 2400 0.88 2700
3 370 3200 0.39 8300
4 ステンレス鋼 15 3500 0.47 7400
岩石、土壌 21 岩石 3.1 2400 0.86 2800
22 土壌 1 3300 2.3 1500
コンクリート系材料 41 コンクリート 1.6 2000 0.88 2300
42 軽量コンクリート(軽量1種) 0.8 1900 1 1900
43 軽量コンクリート(軽量2種) 0.5 1600 1 1600
44 軽量気泡コンクリートパネル(ALCパネル) 0.19 660 1.1 600
45 コンクリートブロック(重量) 1.1 1800 0.78 2300
46 コンクリートブロック(軽量) 0.53 1600 1.1 1500
47 セメント・モルタル 1.5 1600 0.8 2000
48 押出成型セメント板 0.4 2100 1.13 1900
非木質系壁材・下地材 61 せっこうプラスター 0.6 1600 0.84 1900
62 せっこうボード 0.22 830 1.1 750
63 硬質せっこうボード 0.36 1320 1.1 1200
64 しっくい 0.74 1400 1.1 1300
65 土壁 0.69 1100 0.88 1300
66 ガラス 1 1900 0.75 2500
67 タイル 1.3 2000 0.84 2400
68 れんが 0.64 1400 0.84 1700
69 かわら 1 1500 0.75 2000
70 ロックウール化粧吸音板 0.064 294 0.84 350
71 火山性ガラス質複合板 0.13 679 0.97 700
72 0.8 けい酸カルシウム板 0.18 690 0.92 750
73 1.0 けい酸カルシウム板 0.24 1000 0.92 1100
木質系壁材・下地材 81 天然木材 0.12 520 1.3 400
82 合板 0.16 720 1.3 550
83 タタミボード 0.056 450 1.8 250
84 シージングボード 0.067 630 1.8 350
85 A級インシュレーションボード 0.058 540 1.8 300
86 パーティクルボード 0.17 720 1.3 550
87 木毛セメント板 0.13 1100 1.88 565
88 木片セメント板 0 15 1000 1.68 600
89 ハードファイバーボード(ハードボード) 0.17 1230 1.37 900
90 ミディアムデンシティファイバーボード(MD F) 0.12 820 1.37 600
床材 101 ビニル系床材 0.19 1500 1.2 1300
102 FRP 0.26 1900 1.2 1600
103 アスファルト類 0.11 920 0.92 1000
104 畳床 0.15 290 1.3 230
105 建材畳床(Ill型50mm厚) 0.052 208 1.3 163
106 建材畳床(K、N型50mm厚) 0.034 40 1.3 31
107 カーペット類 0.08 320 0.8 400