様式2-4 外皮仕様入力シート¶
『様式2-4.(空調)外皮仕様』入力シートには、外皮(外壁、窓等)の方位、面積、庇の形状、ブラインドの有無等が記載されている意匠図(配置図、平面図、断面図、立面図、矩形図等)より、各空調ゾーンの外皮の仕様に関する情報を入力する。
本シートに入力する「空調ゾーン名称」は『空調ゾーン入力シート』にて、「外壁名称」は『外壁構成入力シート』にて、「窓名称」は『窓仕様』入力シートにて定義した名称を利用する。
外皮仕様入力シートの様式¶
『様式2-4.(空調)外皮仕様』入力シートの様式を図2-4-1 に示す。

図2-4-1 『様式2-4.(空調)外皮仕様』入力シート
外皮仕様入力シートの入力項目と入力方法¶
『様式2-4.(空調)外皮仕様』入力シートの入力項目と入力方法を次に示す。なお、各項目名の前にある丸数字は、図2-4-1の最上部にある丸数字と対応している。
① 階、空調ゾーン名¶
- 図2-1-1『様式2-1.(空調)空調ゾーン』入力シートで入力した「階」、「空調ゾーン名」を転記する。全角・半角の違いも識別されるため注意すること。
- 大文字、小文字、スペース等すべての文字が『様式2-1.(空調)空調ゾーン』入力シートで入力した文字と同一でなくてはならない。なお、空調ゾーンの並び順は『空調ゾーン』入力シートと異なっていても良い。
- 当該室に方位の異なる複数の外皮を定義する場合は、同一ゾーンに属する外皮構成を並べて記し、一番上にある外皮構成のみに階と空調ゾーン名を入力して、その他の外皮仕様については空欄とする。なお、同一ゾーンに同一方位の外皮構成が複数存在しても良い。
② 方位¶
- 方位を表2-4-1「方位の選択肢」に示す選択肢から選択する。
- 外壁の方位は、「北」、「北東」、「東」、「南東」、「南」、「南西」、「西」、「北西」から最も近い方位を入力する。また、屋根は「水平」とし、ピロティや接地壁など等の常に日陰になる外皮は「日陰」とする。
表2-4-1 方位の選択肢

③ 日除け効果係数(冷)(暖)¶
- 庇等の日除けがある場合は、日除け効果係数を算出して値を入力する。
- 小数点以下3桁の数値を入力する。
- 庇等の日除けがない場合、既存部分において日除けの仕様が不明である場合は空欄とする。また、日除けの仕様を特定しないで評価する場合についても当面の間空欄としてよい。空欄の場合、日除け効果係数は「1.000」として計算される。
- 日除け効果係数は、計算支援プログラム(https://shading.app.lowenergy.jp/)を使用して算出する。
- 「改訂 拡張デグリーデー表(建築環境・省エネルギー機構)」に記載されている「日除け効果係数チャート」は使用できないものとする。
④ 外壁名称¶
- 図2-2-1『様式2-2.(空調)外壁構成』入力シートで定義した当該方位の「外壁名称」を文字列で入力する。
- カーテンウォール等、外壁がなく窓のみの場合も外壁名称を任意の名称で記入する。なお、その場合、⑤外皮面積(窓含)と⑦窓面積の値が一致していることを確認する。
- ⑤外皮面積(窓含)と⑦窓面積の値が一致している、つまり、外壁面積(=外皮面積から窓面積を減じたもの)が0㎡の場合、様式2-2(空調)『外壁構成入力シート』は、以下の要領で入力する。
① 外壁名称:様式2-4「④ 外壁名称」で指定した名称を入力する
② 壁の種類:外壁とする
③ 熱貫流率~⑧日射吸収率:空欄とすること
⑤ 外皮面積(窓等の開口部の面積を含む)¶
- 外皮面積を数値で入力する。単位は㎡である。ここで外皮面積とは外壁面積と開口部面積の和である。
- 土間床の場合は、その床面積を外皮面積として入力する。
- ピロティ(当該室の下階が屋外)は、その床面積を外皮面積として入力する。
- 内壁(外気または地盤に接しない壁)については、面積を入力する必要はない。
- 最下階の下が地下ピットになる場合は、最下階の床は完全断熱床と考え、入力しない。
- 外皮面積の算出方法について、外壁の寸法幅は壁芯とし、高さは階高として求める。
⑥ 開口部名称¶
- 図2-3-1『様式2-3.(空調)窓仕様』入力シートで定義した当該方位の「開口部名称」を文字列で入力する。
- 窓等の開口部がなく外壁のみの場合は空欄とする。
- 同一の方位の外皮に複数の開口部がある場合は図2-4-2 のように入力することとする(これは、モデル建物法入力支援ツールの様式B-2 の入力方法と同一である)。

図2-4-2 『様式2-4.(空調)外皮仕様』入力シートの入力例
⑦ 窓面積¶
- 当該外皮の窓面積を数値で入力する。単位は㎡である。
- 建具(サッシ)も含めた面積を窓面積として入力する。
- 窓がなく外壁のみの場合は、本欄は空欄とする。
⑧ ブラインドの有無¶
- ブラインドが有る場合は「有」を入力し、無い場合は「無」を入力する。
- 図面上でブラインドの設置を確認できれば手動、自動は問わず「有」として良い。また、カーテンやロールスクリーン等、ブラインドと同等の機能を果たすと思われるもののうち、図面上でレール等が確認できる場合については「有」として良い。
- 「様式2-3(空調)『窓仕様入力シート』」において、表2-3-2「ガラスの種類と物性値一覧」からガラスを選ばず、熱貫流率と日射熱取得率を直接入力した場合で、ブラインドの影響を考慮した値を入力した場合は、「無」とすること。