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様式3-2 給排気送風機入力シート

『様式3-2.(換気)給排気送風機』入力シートには、機械換気設備の仕様が記載されている空調換気設備図(機器表、系統図、平面図、自動制御図等)より、給排気送風機の定格風量、定格出力、制御方式等に関する情報を入力する。

給排気送風機入力シートの様式

『様式3-2.(換気)給排気送風機』入力シートを図3-2-1に示す。

図3-2-1 『様式3-2.(換気)給排気送風機』入力シート

図3-2-1 『様式3-2.(換気)給排気送風機』入力シート

給排気送風機入力シートの入力項目と入力方法

『様式3-2.(換気)給排気送風機』入力シートの入力項目と入力方法を次に示す。なお、各項目名の前にある丸数字は、図3-2-1の最上部にある丸数字と対応している。

① 換気機器名称

  • 換気機器の名称を文字列で入力する。
  • 図3-1-1『様式3-1.(換気)換気対象室』入力シートで記入した換気機器名称と同一でなければならない。

② 設計風量

  • 給排気送風機の設計風量(もしくは設計図の機器リストに記載された定格風量)を数値で入力する。単位はm3/hである。

③ 電動機定格出力

  • 送風機の定格出力を数値で入力する。単位はkWである。
  • 電動機出力とは、表3-2-1の規格に基づく値であることを基本とする。
表3-2-1電動機出力
規格 入力する値
JIS B 8330 JIS B 8330 で規定された「電動機出力」
JIS B 8330 JIS B 8330 で規定された「電動機入力」(製造者が定める最大風量条件下の値)に電動機効率(0.75)を乗じた値
JIS C 9603 JIS C 9603 で規定された「消費電力」に電動機効率(0.75)を乗じた値
  • 電動機直動形については、電動機出力ではなく消費電力が図面に記載されることが多いため、次式で仮想的な電動機出力を算出し、この値を入力してもよい。

③電動機定格出力=定格消費電力×電動機効率(0.75)

エネルギー消費性能計算プログラム(非住宅版)では、電動機効率を一律0.75 と想定している。したがって、上式で算出した値を入力すれば、プログラム内部ではカタログ等に記載にされている定格消費電力の値で一次エネルギー消費量を算出することとなる。

  • 大規模建築物の熱源機械室等、天井が高い空間のための機械換気設備については、当面の間、次式で仮想的な電動機定格出力を算出し、この値を入力してもよいものとする。次式の2.7は、機械換気設備の基準一次エネルギー消費量を決定した際に想定した天井高である。この想定天井高と実際の天井高に大きな差がある場合は、システムの性能以外の要因により評価が厳しくなるため、これを回避するために、当面の間、電動機定格出力を次式で補正してもよいこととする。

③電動機定格出力=電動機定格出力×2.7/(換気対象室の天井高)

④ 制御による補正(高効率電動機の有無)

  • 表3-2-2「高効率電動機の有無」に示すとおり、高効率電動機を採用している場合は「有」を入力し、高効率電動機を採用していない場合は「無」を入力する。
  • 高効率電動機とは、「JIS C 4212」(高効率低圧三相かご形誘導電動機)もしくは「JIS C 4213」(低圧三相かご形誘導電動機-低圧トップランナーモータ)に準拠した電動機をいう。
表3-2-2高効率電動機の有無
選択肢 適用 係数
・ 「JIS C 4212(高効率低圧三相かご形誘導電動機)」に基づく電動機。
・ 「JIS C 4213(低圧三相かご形誘導電動機-低圧トップランナーモータ)」に基づく電動機。
0.95
上記以外。 1.0

⑤ 制御による補正(インバータの有無)

  • 表3-2-3「インバータの有無」に示すとおり、インバータを設置している場合は「有」を入力し、設置していない場合は「無」を入力する。
  • インバータにより風量の自動制御を行うシステムの他、自動制御は行わず固定周波数で運用するシステム(施工後の風量調整のためにインバータを使用するシステム)についても「有」を選択する。
表3-2-3インバータの有無
選択肢 適用 係数
インバータが設置されていない場合 1.0
インバータが設置されている場合。ただし、自動制御が行われておらず固定周波数で運用する場合も含まれる。 0.6

⑥ 制御による補正(送風量制御)

  • 表3-2-4「送風量制御」に示す選択肢から該当する制御方式を選択し、文字列で入力する。制御を導入しない場合は、「無」を入力する。
表3-2-4送風量制御
選択肢 適用 係数
送風量制御を採用しない場合。 1.0
CO 濃度制御 駐車場等においてCO 濃度やCO 濃度により送風量の 2 制御を行っている場合。 0.6
温度制御 電気室等において室内温度により送風量制御を行っている場合。 0.7